働き方改革の促進に伴い、様々な取り組みがなされています。
JR東日本は駅ナカオフィス事業を展開し、働き方の多様性を高める取り組みとして、ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を設置しています。
この記事では「STATION BOOTH」の概要を紹介します。
「STATION BOOTH」とは

「STATION BOOTH」はJR東日本が実施している駅ナカオフィス事業の一環として行われているブース型シェアオフィスです。
事業コンセプトとして「働く人の”1”秒を大切に」を掲げ、鉄道インフラ事業面からの働き方改革のサポートを目的としています。
2019年8月1日より東京都心の複数の駅でブースの設置が開始されました。
「STATION BOOTH」の利用方法
「STATION BOOTH」の利用は交通系ICカード(Suica/PASMO)があれば利用ができます。

また、STATION WORKで会員登録をするとブースの予約ができます。
以下の手順で登録ができます。



「STATION BOOTH」の設置場所
2020年3月時点で「STATION BOOTH」は以下の場所に設置されています。

- 東京駅 総武地下4階(新橋側)
- 東京駅 総武地下4階(新日本橋側)
- 新宿駅 甲州街道改札内
- 池袋駅 メトロポリタン改札内
- 立川駅 ecute立川3階
各ブースの空き状況はSTATION WORKで確認できます。
「STATION BOOTH」の営業時間
「STATION BOOTH」の営業時間は設置場所により異なります。
- 東京駅・新宿駅・池袋駅 全日:7:00~21:30
- 立川駅 月〜土:10:00~21:30 日祝:10:00~21:00
設備点検などによる営業時間の変更はSTATION WORKでご確認ください。
「STATION BOOTH」の利用料金
「STATION BOOTH」は以下の料金体型になっています。
「STATION BOOTH」1名用
- 通常料金 250円(税抜)/15分
- キャンペーン料金 150円(税抜)/15分
「STATION BOOTH」2名用
- 通常料金 300円(税抜)/15分
- キャンペーン料金 200円(税抜)/15分
キャンペーン期間の期限は未定です。当面の間はキャンペーン料金で利用できます。
「STATION BOOTH」の支払い方法
「STATION BOOTH」は以下の方法で利用料金の支払いができます。
「STATION BOOTH」会員
- クレジットカード
- Suica
- PASMO
「STATION BOOTH」非会員
- Suica
- PASMO
2020年3月時点で対応している電子マネーは、SuicaとPASMOのみとなります。
利用可能な支払い方法は順次拡大していく予定です。
「STATION BOOTH」の設備
「STATION BOOTH」には以下の設備があります。

- 作業デスク
- 椅子(背もたれ付き)
- LED照明
- Wi-Fi(STATION Wi-Fiとは別の独自回線)
- 電源・USBコンセント
- 空調
- モニター(HDMIケーブル付き)
- アロマ
ブース内は空調により常に清潔に保たれ、駅係員が巡回して清掃を行なっています。
「STATION BOOTH」の使用レビュー
鉄道系YouTuberのスーツさんが池袋駅の「STATION BOOTH」の使用レビュー動画を投稿されています。
以下にレビューの要点ををまとめました。
- 空き時間の有効活用に便利
- 会社の機密性の高い情報を扱う仕事でも使える
- 食事は禁止
- 外回りの仕事、リモートワークの人向き
- 音声吹き込み、通話が必要な場合に便利
カフェなどの周囲に人がいる場所ではできない仕事に向いています。
特に取引先との電話が必要な場合などの一時的な利用に向いています。
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