この記事ではプログラミング初心者や挫折してしまいそうな方向けです。
副業解禁などの影響でプログラミングが注目を集めている昨今ですが、初心者にはHTML・CSSを使ったWeb制作がハードルが比較的低く、需要も高いため人気です。
世の中に溢れるプログラミング教材の中から、初学者がプロダクトの完成まで挫折せずに学べるロードマップも含めてProgateの特徴を解説していきます。
Progateとは

Progateは2014年に設立された、初心者向けのオンラインプログラミング学習サービスです。
設立者のプログラミング挫折経験を元に、「初心者から創れる人を生み出す」をコンセプトに立ち上げられました。ですので、完全なプログラミング初心者がProgateを通じて世の中にプロダクトを送り出すためのきっかけとして、挫折しないような様々な工夫がなされています。
学校教育や社員研修などの場面でも利用されることもありプログラミングの基礎の習得には大変有効です。プログラミングスクールへの通学を検討されている方や、子供にプログラミングを学ばせたい親御さんなどがプログラミングとはどのようなものなのかを把握する際にも便利です。
以下ではProgateのメリットとデメリットを紹介していきます。
Progateのメリット
「プログラミングを始めるならProgate」とも言われるサービスですが、具体的にどのようなメリットがあるのか解説していきます。
格安で学習できる

Progateではプログラミングの基礎を無料で、実践的な内容を有料で学ぶことができます。
無料で学べる範囲は全てのコースのうちの15%程度です。
具体的には、無料の範囲で以下の画像のようなWebサイトのモデルを構築するとこまでを学べます。ただ、実践レベルの知識を得るには有料コースの登録が不可欠です。

有料コースの利用料金は月額980円で、一度支払うと全てのコースが解放されます。有料とはいえ、スクールに比べれば格安でプログラミング学習ができるので大変良心的です。
ただし、一度登録すると毎月利用料金が引き落とされますので、学習し終えたら解約することをお忘れなく。
ゲーム感覚で学べる
Progateでは
- スライドで各項目の要点を学習する
- 実際にコーディングする
この1→2のサイクルを項目に分けて繰り返して学習していきます。


途中で前に学習した項目がわからなくなった時はその項目へ戻って学習し直すことができます。
サイクルに従って学習を進めることで挫折し難く、プログラミングの基礎を積み上げていくことができます。
アプリでも学べる

Progateにはアプリ版がiOSとAndroidの両方にリリースされています。
通勤通学中などに片手でプログラミング学習を進めることができる優れものです。
学べるコースは変わりませんがコーディング作業は実際にタイピングするわけではなく、各要素をパズルのように正しく並べ替えることで理解を図ります。
アプリ版はどこでも学習ができる反面、実際にコーディングしないので理解が深まりにくい難点があります。パソコンが利用可能な場面ではできるだけWeb版で学習し、アプリ版は復習用として外出時などに活用することをオススメします。
Progateのデメリット
プログラミングを始める多くの方が利用するサービスですがデメリットも存在します。
せっかく学び始めたのに挫折してしまう方も多くいるのでデメリットもよく理解しておきましょう。
Progate”だけ”では実務レベルには物足りない
Progateは「創れる人を生み出す」をコンセプトにしています。
ですので、コーディングをしてプロダクトを創るための知識は学習できますが、様々な開発ツールの使い方や特定のプロダクトの作り方は、今のところ提供していません。
また、実際に仕事を受注したり、エンジニアとして就職するためのサービスの提供は特に行なっていません。
実際に仕事を受注したい場合はググるなり自分で営業をかけるなどの努力が必要です。
Progateで実務レベルに到達するロードマップ
Progateはプログラミングの基礎を学ぶにはもってこいのサービスですが、全ての項目を終えても仕事の受注にはハードルがあります。
そこで、仕事の受注やエンジニア転職のサービスまでを含めたロードマップを紹介します。
デイトレ

「デイトラ」はフリーランスメディア「東京フリーランス」が提供するProgateを軸にしたオンラインプログラミング学習サービスです。
デイトラは、1日1題30日で一定のレベルに到達するようゴールから逆算して設計されたロードマップで、「副業で月5万」「企業に転職」など、目標別に学習ステップが用意されています。何を勉強すればいいのか迷う心配はありません。
利用料金は無料で、フリーランス独立や転職のサポートも行なっています。Progateをどの程度のペースで学べば良いかがはっきりしており、現時点のスキルでどの程度の月収を得られるかを想定する機能を備えておりモチベーションの維持にも役立ちます。
プログラミング初心者が挫折する理由【回避方法も解説】
プログラミング初心者で挫折を経験する方は少なくありません。
挫折をするポイントはいくつかありますが、特に挫折することが多いポイント3つを上げ、その解消方法を解説します。
ゴールが見えにくい

プログラミングを始める方の中には、「副業で稼げるスキルをつけたい」「これからの時代はプログラミングが来る」など、明確な作りたいプロダクトがない方が多いです。
プログラミングは何かのプロダクトを作るための「手段」なので、明確な目標物があると学習が捗ります。
ですので、具体的に作りたい目標物を設定したり、プログラミングの副業で求められる能力はどのようなものかよく調べることをオススメします。
一緒に学習する仲間がいない

プログラミングが出来る人材は少ないです。従って、気軽に教えてくれるプログラミング経験者が周りにいない場合が多いのが現状です。
プログラミング経験者や同じ志を持った人と繋がるにはSNSやコミュニティサービスを利用することをオススメします。
Twitterでコネクションを作る場合はハッシュタグで「#プログラミング」や「#Progate」などで検索をかけることで探すことができます。
コミュニティに加入する場合はマナブさん(@manabubannai)やりゅうけんさん(@ryukke)などのインフルエンサーが運営するサロンやコミュニティに加入したり、terateilなどのプログラミング専門の質問サイトに登録することをオススメします。
同じ志を持った方と学習することで学習効率も高まります。ですので、プログラミング仲間を得ることは挫折を回避するポイントになります。
即金性がない

プログラミングで何かのプロダクトを作れるようになるまでには、物によりますが1ヶ月程度かかります。さらに実際に仕事を受注するとなると、実績が乏しい場合はなかなか仕事が得られない場合も多いです。
プログラミング1本で稼げるようになるには時間を要しますので、稼げるようになるまでの期間はライターやブログ運営にチャレンジすることをオススメします。
ライターなどの仕事はCrowdWorksなどのクラウドソーシングサイトで多数の案件がライター募集を行なっているので、ぜひチェックしてみることをオススメします。
まとめ
Progateについて解説してきました。
プログラミングを始めようと悩んでいる方は、まず行動に移すことが大切であることを忘れないでください。プログラミング初心者は手を動かしてナンボです。
Progateは無料でプログラミングの概要をつかむことが出来るので、気軽に利用してみてください。
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